無駄足節約日記
みなさんどうも!アイザックです!
いやー今日の昼は非常に暑かったですね!
暑すぎて今日発した言葉の半分くらいは「あぢー!!」でした。地球温暖化とはよく言ったものですね。秋なのにこの気温は参りますよねぇほんとに。
さて、僕は今日学校がある為、朝早くに起きて電車で学校に向かいました。僕は通学の時必ず大宮で乗り換えをするのですが、その大宮で休講になっている事が発覚し、「まじかよ!もっと寝られたじゃんか!チクショウ!」と言い放ちました。知らない奴がいきなりそんなことを言い出したのですから、道行く通行人は、「なんだこいつ気持ち悪、、」と言わんばかりの表情で僕を見つめていたのですが、その程度の蔑みには負けないメンタルを有しているので余裕でした。よっちゃんイカでした。
そして時間は午前10時頃だったのですが、稀代の遊び人である僕はこのまま家に帰るのもつまらないなと思いました。まあ大宮をプラプラしてもいいかなとも思ったのですが、それでは退屈さのあまり脱糞してしまうかと思い体がゾッとした為、やむなく却下。そしてしばらく政治の事とか人類の更なる発展の事とかを考えていたら、あるアイデアが降りてきたのです。
「大宮から最寄り駅まで歩けるのでは?」
ふとこんな事を思いました。バカです。正直ドン引きです。何せ大宮から最寄り駅までは約1時間程度もかかるため、それを歩きで行くとなると何時間どころか何年要するかわかりません。「却下やろ却下、、」と思ったその時、また更にアイデアが舞い降りてきたのです。
「歩いたら片道分の電車賃浮くのでは?」
、、、、天才です。僕は天才でした。天才専門の警察署があれば、近所の住民が一目散に駆け寄り僕を通報する事でしょう。そしてその後様々な事情聴取を受け、天才独房に放り込まれ、天才模範囚として刑期を全うする事は確実。あまりの天才ぶりに目から汗が出ました。
片道1144円が歩くことで浮いてしまうなんと画期的かつ恐ろしいアイデアでしょうか。
さよオナラ大宮駅、、
そう言い残して僕は早速うさぎのような軽やかなスキップで軽快に歩を進めていきました。
最初こそ良かったものの、しばらく歩いたら、「やっぱ無理やろこれ」とド正論がでました。自分で決めたこととはいえ、流石に無理すぎると5分間で70回は思いました。ですが結構歩いてしまったので、戻るにしても結局歩かなければならないという絶望に打ちのめされ、またトボトボ歩きだしました。ですがまだ絶望は始まったばかりだったのです。
僕は歩くにしても、「線路沿いを歩けば余裕でつくやろ」くらいの軽い気持ちでいましたが、そんな甘い考えをビンタするかのごとく、見事に線路沿いの道は閉ざされていました。なので、住宅街のくねくねした迷路を通っていかないといけないのです。これは絶望。歩いていくうちにみるみる線路は遠ざかっていき、直線で歩いていくことが出来なくなっていきます。次第によくわからない道にでたりして、リアル迷子になりました。やはり知らない道を地図無しで行くのはかなりリスキーだったようですね。
まあそれも知らない道を歩く醍醐味なのですが、この時ばかりは半泣きでした。
こうなってしまっては進むも地獄、戻るも地獄。よくわからない道を歩いては、線路を見つけて喜ぶの繰り返し。「もうあれか、タクシー使うか」とアホ面でそう思いましたが、当初の目的である、電車賃を浮かせるというのを真っ向から否定する事になるので、それだけは間違いなく阻止しました。そうして砂漠で水を求めるかの様に歩くこと1時間、、、
「あっ!」
「オアシスだ〜!」
せっせと歩くこと合計1時間半、ようやく隣の駅の『土呂駅』に着くことができました。
たかが1駅、されど1駅。電車なら5分くらいで着いてしまう場所も歩けばかなり辛いです。
さて!ほっと一息着いたところで、残る駅はあと14駅!さあまだまだこれからだぞ〜!
ん???ちょっと待てよ??
そもそも大宮から最寄り駅までは定期じゃ、、
「うわーーーー!!!!」
「ぬうんりゃぁああああ!!!!!!!!!!!!」
「きええええええええ!!!!!」
「はいやぁーーーー!!!!!」
「チェストぉぉおおおおおお!!!!!!!!!!」
電車「プッシューーー!!!!!」
「スタッ」
〜Fin〜